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【パリ初心者・女性ひとり旅】Navigoの買い方・使い方を徹底解説

初めてのパリで「どの交通カードを買えばいいの?」と迷う人はとても多いです。

特に女性ひとり旅では、できるだけスムーズに、そして安全に移動したいもの。

そんなときに頼れるのが、ICカードの「Navigo」

この記事では、滞在日数や到着曜日に合わせた最適なカード選びから、買い方・使い方まで丁寧に紹介します。
不安をひとつずつ解消して、パリの街歩きをもっと快適に。

目次

パリの交通カードは大きく2種類:それぞれの特徴

パリの街歩きを支えるメトロ(地下鉄)、バス、RER(近郊鉄道)。かつては紙の切符が主流でしたが、現在は磁気トラブルの多さや廃止の流れから、非接触型のICカード「Navigo(ナヴィゴ)」が主流となっています。

特に初心者の女性ひとり旅において、改札の前で切符を探してモタモタするのは避けたいもの。ICカードなら、カバンに入れたまま(またはスマホで)スマートに通過でき、防犯面でも大きなメリットがあります。

日本のSuicaやICOCAのように、カードにお金をチャージして使うタイプです。ただし、金額をチャージするのではなく「切符の権利」をチャージするのが特徴。 カード本体代金は2€で、誰でも窓口や券売機で即座に購入できます。

  • メリット: 購入が簡単。身分証や写真が不要。有効期限がない。
  • デメリット: 1週間の乗り放題などの大型割引は受けられない。

主に1週間、または1ヶ月単位の「定期券」をチャージして使うカードです。 カード本体代金は5€で、こちらは購入後に自分の名前の記入と、顔写真の貼り付けが義務付けられています。

  • メリット: パリ市内だけでなく、空港(CDG)やヴェルサイユ、ディズニーランドも乗り放題になる。
  • デメリット: 顔写真の準備が必要。有効期間が「月曜〜日曜」の固定制であること。

1週間滞在に便利なNavigo Semaine(ナヴィゴ・スモヌ)

Navigo Semaine は、Navigo Découverte にチャージして使う 「1週間の乗り放題パス」です。
フランス語で Semaine=週 を意味し、カード本体ではなく Découverteに入れる“中身”のパスだと考えると分かりやすいです。
この週パスには、いくつか重要なルールがあります。

  • 有効期間は「月曜〜日曜」の固定制で、いつ購入しても日曜日で期限が切れます。
  • 木曜日になると“今週分”の販売が終了し、翌週(月曜〜日曜)分しか買えなくなります。

    そのため、パリ到着が月曜〜水曜の旅行者にはとてもお得ですが、木曜以降に着く場合は使い切れない可能性があります。
  • Zone1〜5を選べば、空港(CDG)・ヴェルサイユ・ディズニーランドもすべて乗り放題になります。

到着日で決まる!日程別Navigoの選び方

「どれを買うべきか」を決める最大の要素は、「滞在日数」「到着した曜日」です。特に週定期券「Navigo Semaine」は、いつ買っても「その週の日曜日まで」というルールがあるため注意が必要です。

【2〜3泊の短期滞在】の場合

結論:Navigo Easy
短い滞在なら、定期券の元を取るのが難しいため、Easyに「10枚セット(カルネ)」をチャージするのが最も安上がりで手間もかかりません。

【4〜6泊の滞在】の場合

月曜・火曜・水曜に到着: 迷わずNavigo Découverteで週定期(Semaine)を購入してください。空港往復だけでほぼ元が取れます。
木曜以降に到着: Navigo Semaineは木曜日になると「今週分」が買えなくなり「来週分」の販売に切り替わります。そのため、木曜以降着ならNavigo Easyを選びましょう。

【7泊以上の長期滞在】の場合

結論:Navigo Découverte
1週間を超えるなら、週定期券の恩恵をフルに受けられます。週の途中に着いても、翌週の月曜からは再び新しい週定期をチャージすればOKです。

シャルル・ド・ゴール空港(CDG)からパリ市内までは、RER B線で片道約11.80€、往復すると23.60€ほどかかります。
一方、Navigo Découverte にチャージする 週定期(Zone1〜5) は約30.75€。
つまり、
空港往復だけでほぼ元が取れ、さらに市内のメトロやバスに数回乗れば完全にお得になる計算です。
特におすすめなのは、パリ到着が月曜〜水曜の場合。
Navigo Semaine(週パス)は「月曜〜日曜」の固定制で、木曜になると今週分が買えなくなってしまうため、週の前半に着く旅行者ほどメリットが大きくなります。
月〜水曜にCDGへ到着するなら、空港駅の窓口でそのままNavigo Découverteを作るのが最もスムーズでお得です。

Navigo Easy の具体的な買い方・チャージ方法

Navigo Easyは「とりあえず1枚持っておく」のに最適なカードです。ここでは、券売機での具体的な操作手順をシミュレーションします。

どこで購入できる?

メトロ各駅、RER各駅の「Vente(販売)」と書かれた窓口、または紺色の大きな券売機で購入可能です。

券売機での操作ステップ(女性ひとりでも安心!)

STEP
画面の右下にあるイギリス国旗(English)のアイコンをタッチして、表示を英語に切り替えます
STEP
「Buy tickets」ではなく、「Buy a Navigo Easy pass」をタッチします。
STEP
何枚の切符を同時にチャージするか聞かれます。「10 tickets t+ (Carnet)」を選ぶと、バラで買うより約3€ほど安くなり、毎回買う手間も省けます。
STEP
クレジットカードで決済します(VISA/Masterが確実)。決済が終わると、カード受け取り口にNavigo Easyが落ちてきます。

Navigo Easy にチャージしたカルネ(10枚セット)は、メトロ全線・Zone1内のRER・バス・トラムで使える共通チケットです。
ただし、空港(CDG)へ向かうRER B線には使えません。

空港に行くときだけは、別途 「Airport ticket(空港チケット)」 を券売機で購入し、同じ Navigo Easy に入れて使う必要があります。

市内移動はカルネ、空港移動はAirport ticketと使い分けるイメージです。

Navigo Découverte の作り方と顔写真のコツ

「最安」を目指すならこちら。ただし、5€のカード本体代に加えて、いくつかの「儀式」が必要です。

Découverteは、基本的には駅の有人窓口(Guichet)で購入します。 「Navigo Découverte, s’il vous plaît(ナヴィゴ・デクヴェルト、シルヴプレ)」と言えば伝わります。5€を支払うと、透明のケース、磁気カード、記名用の紙カードの3点セットが渡されます。

カードを受け取ったら、以下の作業を必ず行ってください。これを忘れると、検札(コントロール)で見つかった際に多額の罰金(50€〜)を課せられる可能性があります。

  • 写真のサイズ: 縦3cm × 横2.5cm。日本のパスポートサイズより一回り小さいですが、少し大きくてもカットすれば大丈夫です。
  • 日本で準備: パリの駅にも証明写真機はありますが、5€ほどかかります。日本で余っている写真を切って持参するのが最もスマート。
  • 名前の記入: 苗字(NOM)と名前(Prénom)をアルファベットで記入します。

カードを作ったら、券売機で「週定期券(Navigo Semaine)」の権利を書き込みます。 券売機にある紫色のトレイにカードを置き、画面の指示に従って「All Zones (1-5)」を選んで決済してください。これで日曜日の深夜まで、バスも地下鉄もRERも乗り放題になります。

改札の通り方と乗り換えの基本ルール

パリの改札は、日本と少し勝手が違います。焦らず通過するためのポイントを押さえましょう。

改札機には、必ず紫色の円形ターゲットがあります。ここにカードをしっかり密着させます。 「ピッ」という音や、緑のランプが点灯したら、ゲート(自動ドアや回転バー)を押して通過します。

ここが日本と最も違う点です。メトロ(地下鉄)の場合、出口に改札機がない、あるいはタッチせずにそのまま出られるゲートがほとんどです。 ただし、RER線(A線〜E線)の場合は、出る時もタッチが必要な改札機があります。周りの人の動きを見て判断しましょう。

チケット1回分で、どこまで行けるのか?

  • メトロ ↔ メトロ: 改札を出ない限り、何回乗り換えてもチケット1枚分。
  • メトロ ↔ RER(Zone1内): 乗り換え可能。チケット1枚分。
  • バス ↔ バス / トラム: 最初の乗車から90分以内であれば、乗り換え可能。チケット1枚分。
  • メトロ ↔ バス: 乗り換え不可。 メトロから地上に出てバスに乗る場合は、新しいチケット1枚分が必要になります。

女性ひとり旅の安心ポイント:防犯とコツ

パリの地下鉄は非常に便利ですが、不慣れな旅行者はスリのターゲットになりやすいのも事実です。

紙の切符だと、改札の前で立ち止まって財布や小さな切符を探す必要があります。この「隙」をスリは狙っています。 Navigoであれば、コートのポケットやカバンの取り出しやすい場所に入れておき、スマートにタッチしてすぐに入場できるため、狙われるリスクを大幅に下げられます。

ドア付近に立たない: ドアが開いた瞬間にスマホをひったくられるケースがあります。できるだけ奥の席に座りましょう。

スマホを見すぎない: 経路確認は駅のホームや車内で行い、歩きスマホは避けましょう。

バッグは常に前: 混雑した車内では、リュックも前に抱えるのがパリの常識です。

よくある質問 (FAQ)

Q: 残りのチケット枚数はどこでわかりますか?

Q: 紛失した場合は再発行できますか?

Q: 日本のクレジットカードは使えますか?

Q: 子供料金はありますか?

さあ、Navigoを持ってパリの街へ!

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、一度手に入れてしまえばこれほど心強い味方はありません。
パリの美しい景色と、あなただけの素敵な出会いが待っています。

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