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パリへの旅行が決まると、楽しみな反面「現地での移動」に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。特にタクシーは、重い荷物がある時や夜間の移動にとても便利ですが、「言葉が通じるか」「ぼったくりに遭わないか」と心配になりますよね。
この記事では、パリ旅行初心者の方でも安心してタクシーを利用できるよう、乗り方から料金相場、トラブル回避のポイントまでを分かりやすく解説します。
パリのタクシー事情は日本とは少し異なるルールがありますが、ポイントさえ押さえれば決して難しくありません。

パリのタクシー事情:公認タクシーと配車アプリ
パリで利用できる車での移動手段は、大きく分けて「公認タクシー」と「配車アプリ」の2種類があります。
パリの公認タクシー(Parisien Taxis)の特徴
屋根の上に「TAXI PARISIEN」という表示灯がついているのが公認タクシーです。これらはパリ市から認可を受けて営業しており、専用のタクシー乗り場を利用できるほか、バス専用レーンを走行できるため、渋滞時でも比較的スムーズに移動できるというメリットがあります。
公認タクシーの大手は「G7」
パリで最も信頼されているタクシー会社が「G7(ジェーセット)」です。車両が清潔で、ドライバーの質も高いことで知られています。街中で見かけるタクシーの多くがこのG7のステッカーを貼っています。
配車アプリ(Uber, Bolt, Free Now)との違い
パリではタクシー以外に、Uberなどの配車アプリも一般的です。
アプリで呼べる便利さがありますが、公認タクシーとは仕組みが異なる“別のサービス” です。
■公認タクシー(Parisien Taxis): 街中の乗り場からすぐ乗れる、空港からの料金が定額。
■配車アプリ(Uber, Bolt, Free Now):事前に料金が確定する、アプリ内で決済が完結する。
★どちらも便利ですが、初めての方には「空港定額料金」がある公認タクシー(Parisien Taxis)が特におすすめです。
パリでタクシーを捕まえる3つの方法
パリでは日本のように「どこでも手を挙げれば止まってくれる」わけではありません。以下の3つの方法を覚えましょう。
1. タクシー乗り場(Station de Taxi)から乗る

街の至る所に「TAXI」と書かれた青い看板の乗り場があります。駅前や観光スポットの近く、大きなホテルの前などに見つかります。最も確実で推奨される方法です。
2. 道で流しのタクシーを拾う

走行中のタクシーを拾う場合は、屋根のライトを確認します。
【緑色のライト】: 空車(乗車可能)
【赤色のライト】: 満車(または予約車)
※注意:タクシー乗り場から50メートル以内では、流しのタクシーを拾うことはルールで禁止されています。近くに乗り場がある場合は、そこまで歩きましょう。
3. アプリや電話で呼ぶ(予約する)
「G7(ジェーセット)」の公式サイトやアプリを使えば、現在地まで呼ぶことができます。ただし、迎車料金(4€〜7€程度)が加算される点は覚えておきましょう。
タクシー料金の仕組みと支払い方法
気になる料金について解説します。パリのタクシーは、空港〜市内間のみ「定額料金」が適用されます。
空港〜パリ市内の定額料金(2026年目安)
シャルル・ド・ゴール空港(CDG)とパリ市内を結ぶ料金は、セーヌ川を境に「右岸」か「左岸」かで決まっています。
【CDG空港 ⇔ パリ右岸(北側)】: 56ユーロ
【CDG空港 ⇔ パリ左岸(南側)】: 65ユーロ
【オルリー空港 ⇔ パリ右岸】: 44ユーロ
【オルリー空港 ⇔ パリ左岸】: 36ユーロ
※予約なしで空港のタクシー乗り場から乗った場合の料金です。
市内走行の料金体系
市内の移動はメーター制です。
【初乗り】: 約2.60ユーロ
【最低料金】: 7.50ユーロ(近距離でもこの金額はかかります)
【追加料金】: 4人目以降の乗客や、事前予約には追加料金が発生します。
支払い方法
現在、パリの全ての公認タクシーにはクレジットカード決済端末の設置が義務付けられています。 少額でもカード払いが可能です。
★チップ:フランスでは基本的に不要ですが、お礼として端数を切り上げたり(例:18.5€を20€にする)、1〜2ユーロ渡すと喜ばれます。
乗車から降車までの流れ(ステップ別)
Step1:行き先を伝える
乗車したら「Bonjour(ボンジュール)」と挨拶しましょう。行き先は、スマートフォンの画面で住所を見せるか、紙に書いたメモを渡すのが最も確実です。
Step2:メーターが回っているか確認
走り出したら、メーターが動いているか(空港定額の場合は定額ボタンが押されているか)をチラッと確認しましょう。
Step3:支払いとレシートの受け取り
目的地に着いたら支払いです。「Card, please(カード、プリーズ)」で通じます。万が一の忘れ物のために、レシート(Quittance)をもらっておくと安心です。
トラブルを避けるための注意点
偽タクシー(白タク)の見分け方
最も注意すべきは、空港の到着ロビーで「Taxi? Taxi?」と声をかけてくる人たちです。彼らは100%無認可の「白タク」です。
★対策: 声をかけられても無視して、必ず外にある「正規のタクシー乗り場(看板があります)」に並んでください。
遠回りを防ぐために
不安な場合は、自分でもGoogleマップなどのナビを起動しておきましょう。ドライバーに「ルートを確認している」ことが伝わるだけで、抑止力になります。
タクシーで使える便利なフランス語フレーズ
これだけ覚えておけば安心です!
■「〜までお願いします」: [行き先], s’il vous plaît.( [行き先] シル・ヴ・プレ)
■「カードで払えますか?」: Est-ce que je peux payer par carte ?(エ・スク・ジュ・プ・ペイエ・パー・カルト?)
■「ここで降ろしてください」: Ici, s’il vous plaît.(イシ・シル・ヴ・プレ)
■「ありがとう、良い一日を!」: Merci, bonne journée !(メルシー、ボン・ジョルネ!)
まとめ:パリのタクシーを賢く利用して快適な旅を
パリのタクシーは、ルールを知っていれば非常に便利で安全な移動手段です。
1. 空港では必ず正規の乗り場から乗る(定額料金を確認)。
2.街中ではタクシー乗り場を探すか、G7アプリを活用する。
3. 支払いはカードでOK。挨拶を忘れずに。
この3点を守れば、移動のストレスはぐっと減るはずです。タクシーを上手に活用して、素敵なパリの思い出を作ってくださいね!
