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60代の二重あごは光で消す!影を使わない簡単フェイスラインメイク術

ふと鏡や写真を見たとき、あご周りのもたつきにドキッとした経験はありませんか?

年齢を重ねるとフェイスラインがぼやけてしまうのは自然なことですが、少しでもすっきり見せたいのが女心ですよね。

「整形は怖いけれど、メイクで何とかしたい」と願う60代の女性へ。

今回は、難しいテクニックを使わず、「光」の力で二重あごを目立たなくする上品なメイク術をご紹介します。

目次

なぜ60代の二重あごに「シェーディング」は逆効果なのか

フェイスラインを引き締めようとして、濃い色のシェーディングパウダーをあご周りに塗っていませんか?

実は、60代の肌にとって、安易なシェーディングは逆効果になることがあります。

くすんで見えるリスクと「汚れ」に見える危険性

若い世代のメイク動画などでよく見かける「あご下に影色を入れる方法」は、肌にハリがあるからこそ成立するテクニックです。
60代の肌は、乾燥や加齢により透明感が失われがちです。

そこに暗い色のパウダーを乗せると、引き締まって見えるどころか、単なる「肌のくすみ」や「汚れ」のように見えてしまうリスクがあります。

清潔感を損なわないためにも、影を足すメイクは慎重になる必要があります。

大人の肌に必要なのは「影」ではなく「光」の反射

二重あごが目立つ最大の原因は、たるみによって生じる「影」です。

この影に対して、さらに暗い色(シェーディング)を重ねても、影が濃くなるだけで根本的な解決にはなりません。

そこで提案したいのが、「光で影を飛ばす」という発想です。

明るい色のコンシーラーやハイライトを使って、あご下の暗い部分を明るく照らすことで、視覚的な錯覚(錯視効果)を生み出し、フェイスラインの凹凸を目立たなくさせます。これは、レフ板を当ててシワを飛ばす撮影テクニックと同じ原理です。

[EBIボックス: 60代メイクの新常識]

× 従来の常識○ 新しい常識
暗い色(シェーディング)で輪郭を削るように見せる明るい色(ハイライト)で影を消し飛ばす
肌がくすんで見え、不自然な厚塗り感が出る肌に透明感が生まれ、自然で若々しい印象になる

【実践編】光で飛ばす!二重あご解消メイクの3ステップ

それでは、実際に光を使ったメイク手順を解説します。特別な道具は必要ありません。お手持ちの明るめのリキッドコンシーラーや、練りタイプのハイライトをご用意ください。

ステップ1:あご下の「影の境界線」を見極める

まず、鏡を持ってあごを少し引いてみてください。
すると、あごのお肉と首の間に「影のライン(溝)」ができるはずです。二重あごを強調しているのは、この暗い影のラインです。
メイクをする際は、この「一番暗くなっている影の溝」を正確に見極めることがスタートラインになります。

ステップ2:明るめのコンシーラーかハイライトをオン

見極めた影の溝に沿って、肌よりワントーン明るいリキッドコンシーラー、またはパールの入っていないマットなハイライトを塗布します。
このとき、広範囲に塗り広げるのではなく、影の線の上だけにピンポイントで乗せるのがコツです。

さらに、あごの先端(オトガイ)の最も高い部分にも、ちょこんと光を乗せます。あご先に光を集めることで、視線が二重あごのたるみ部分から逸れ、フェイスラインがシャープに見える効果が期待できます。

ステップ3:上に向かってぼかし、視線をあご先へ集める

乗せたコンシーラーやハイライトを、指の腹やスポンジを使って優しく馴染ませます。このとき、下(首の方)へ広げるのではなく、フェイスライン側(上方向)に向かってトントンと叩き込むようにぼかしてください。

影の暗い色が光で中和され、肌と一体化すれば完成です。鏡を離して見たとき、あご下の影が薄くなり、フェイスラインがふんわりと明るく浮き上がって見えるはずです。

60代の肌に馴染むアイテム選びのコツ

光で飛ばすメイクを成功させるには、アイテム選びも重要です。60代の肌質に合ったものを選ぶことで、より自然な仕上がりになります。

パウダーよりリキッドやクリームタイプを推奨

乾燥しやすい60代の肌には、粉っぽいパウダータイプよりも、保湿力の高いリキッドタイプクリームタイプがおすすめです。パウダーはシワに入り込んでヨレやすく、時間が経つとパサついて見えることがあります。一方、リキッドやクリームは肌に密着しやすく、自然なツヤ感も演出できるため、若見え効果が高まります。

色は、白すぎると浮いてしまうため、ご自身の肌色より「半トーン〜1トーン明るいベージュ」や「イエロー系」を選ぶと、赤みやくすみをカバーしながら自然に明るさを出せます。

タイプ特徴60代への推奨度理由
リキッド/クリーム肌への密着度が高く、保湿力がある。◎ (おすすめ)乾燥ジワを目立たせず、自然な光沢が出る。
パウダー手軽だが、乾燥肌には粉っぽくなりやすい。シワに入り込みやすく、老けて見える可能性がある。
スティック狙った場所に塗りやすい。硬さに注意。柔らかいテクスチャーなら使いやすい。

メイク以外でフェイスラインをすっきり見せる工夫

メイクの力は偉大ですが、日頃のちょっとした意識でさらにフェイスラインを美しく保つことができます。

姿勢と表情筋の意識

スマートフォンや本を見るとき、下を向いていませんか?長時間の下向き姿勢は、重力によって頬やあごのたるみを加速させます。意識的に背筋を伸ばし、目線の位置を上げるよう心がけましょう。また、口角を上げて笑顔を作ることは、表情筋のトレーニングにもなり、フェイスラインの引き締めに役立ちます。

まとめ:光を味方につけて、横顔に自信を

60代の二重あご対策は、隠そうとして暗い色を塗るのではなく、「光で影を消す」ことが正解です。あご下の影に明るさをプラスし、あご先に視線を集める。たったこれだけの工夫で、お顔の印象はぐっと明るく、洗練されたものになります。

「もう歳だから」と諦める必要はありません。光を味方につけたメイクで、鏡を見るのが楽しみになる毎日をお過ごしください。もちろん、メイクの効果や肌へのなじみ方には個人差がありますので、ご自身の肌と相談しながら、楽しみながら試してみてくださいね。


参考文献

この記事を書いた人
|ライターナギイ
40代になり世界がどんどん広がっています✨お顔の面積もなんか広がってきたような、、、
エイジング美容医療を研究中!

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