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60代のほうれい線ケアはどうする?弾力を守り笑顔を輝かせる日常の習慣

鏡を見るたび、ふと深くなったように感じる「ほうれい線」。還暦前後を迎えると、これまでのスキンケアだけでは物足りなさを感じることもありますよね。

ほうれい線は、私たちが一生懸命歩んできた証でもありますが、少しでも健やかに、自分らしい笑顔を保ちたいと思うのは素敵なことです。今回は、60代からの肌の変化に寄り添いながら、今日から無理なく取り入れられるケアの秘訣をご紹介します。

目次

年齢とともに起こる変化

年齢を重ねるごとに肌の質感や輪郭が変化するのは、自然なプロセスです。まずは、なぜほうれい線が気になりやすくなるのか、その理由を優しく紐解いてみましょう。

コラーゲン減少による弾力の低下

肌の奥(真皮層)でハリを支えているコラーゲンやエラスチンは、更年期以降のホルモンバランスの変化とともに減少する傾向にあります。土台のクッション性が弱くなることで、頬の重みを支えきれなくなり、それが影となってほうれい線に現れやすくなります。

バリア機能の低下と深刻な乾燥

60代の肌は、皮脂の分泌量が減り、水分を蓄える力が弱まりがちです。肌が乾燥してしぼんでしまうと、細かいシワが繋がり、ほうれい線をより深く見せてしまう原因になります。「乾燥させないこと」は、この世代のケアにおいて最も大切なポイントの一つです。

今日からできる日常ケア

高価な美容液に頼る前に、まずは日々のちょっとした習慣を見直してみませんか?日々の積み重ねが、数年後の肌を穏やかに支えてくれます。

徹底した「保湿」で肌をふっくら整える

洗顔後は、間髪入れずに保湿を行いましょう。化粧水で水分を補うだけでなく、油分(乳液やクリーム)でしっかりと蓋をすることが重要です。特にほうれい線の溝には、指の腹を使って優しく、アイクリームや保湿バームを塗り込む「重ね付け」が効果的です。

正しい「姿勢」が顔のたるみを防ぐ

意外かもしれませんが、姿勢とほうれい線には深い関係があります。スマートフォンを見る際に猫背になったり、下を向く時間が長かったりすると、重力で顔の筋肉が下へ引っ張られてしまいます。背筋を伸ばし、頭のてっぺんを吊り上げられているようなイメージを持つだけで、顔の印象はスッキリと変わります。

表情筋を動かして「笑顔」の土台を作る

顔の筋肉も体と同じで、使わないと衰えてしまいます。無理なマッサージは肌を傷める原因になりますが、口角を意識的に上げる、ゆっくりと「あ・い・う・え・お」と口を動かすといった軽い運動はおすすめです。何より、毎日を楽しみ、たくさん笑うことが、一番の表情筋トレーニングになります。

美容医療という選択肢

「セルフケアだけでは限界を感じる」という場合、美容医療を選択肢の一つに加えるのも現代らしい考え方です。

ヒアルロン酸注入やレーザー治療などは、即効性が期待できるというメリットがあります。一方で、費用がかかることや、人によっては赤みや腫れ(ダウンタイム)が出るなどの注意点もあります。

もし興味がある場合は、一つのクリニックで即決せず、カウンセリングを丁寧に行ってくれる信頼できる医師に相談することをお勧めします。あくまで「自分を元気にするためのお守り」程度の、軽やかな気持ちで検討してみるのが良いでしょう。

まとめ

ほうれい線は、決して「隠すべき敵」ではありません。大切なのは、今の自分を否定せず、丁寧に慈しんであげることです。

完璧を目指すのではなく、朝の保湿を少し丁寧にしたり、歩く姿勢を意識したり。そんな小さな変化が、あなたの表情をより豊かに、輝かせてくれるはずです。自分らしいペースで、これからの美しさを育んでいきましょう。

参考文献

*日本皮膚科学会:皮膚科Q&A「しわ・たるみ」
* 資生堂:美容情報「ほうれい線の原因と対策

この記事を書いた人
|ライターナギイ
40代になり世界がどんどん広がっています✨お顔の面積もなんか広がってきたような、、、
エイジング美容医療を研究中!

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